たからづかこふん
宝塚古墳
国内
場所・異界
- どんな話か
- 松尾村の宝塚古墳には黄金の鶏が埋められており、村の存亡に関わるとき以外は掘り出してはならないと伝わる。
- 細部
- 松尾村に残る古墳で、地中に黄金でできた鶏が埋められているとの言い伝えからこの名がついたという。村の存続が危ぶまれるような非常時に限って、掘り返して中の金鶏を取り出してよいとされた。別名を嫁泣き塚とも称し、村で重大事が起きる前には金鶏が繰り返し鳴き声をあげて吉凶を告げるとも伝わる。かつて欲を出した者がこれを掘り起こして捕らえようとしたところ、金鶏は地中から抜け出し、そのまま空へと消えていったという。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』所収、淺田芳郎「播磨の金鶏埋宝伝説―古墳関係資料の整理―」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県加東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ