たからもの
宝物
国内
場所・異界
- どんな話か
- 山頂の三つの祠の下に宝が埋められていると伝わり、夜な夜な光が差すとも、円蔵寺の若い僧が掘り出して持ち去ったとも語られる。
- 細部
- 蓧井山の山頂には三つの祠が並んで建っており、その地面の下に宝物が埋められているという言い伝えがある。あたりに不思議な光が差すのを見た者があるとされ、それを目当てに宝を掘り出したとの噂も絶えない。誰が掘り当てたのかについては話が一定せず、塩沢の円蔵寺にいた若い僧だったとも、その寺のものだったとも、あるいは近隣のある家の主人だったとも言われ、伝える人によって内容が食い違っている。埋まっていた宝の正体もはっきりしないままで、金づくりの馬具だったという説と、姫が身につけていた瓔珞だったという説の両方が残っている。
- 広まり方
- 2003年の『山梨県史』第一編第四章第五節、堀内眞「蓧井山の信仰」の項に記録がある。
- 地域
- 山梨県南部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ