たかくらのやま
高倉の山
国内
場所・異界
- どんな話か
- 高倉の宮が休んだと伝わる山では、畑を耕しても下肥を決してかけないという禁忌が守られる。
- 細部
- 檜枝岐村には、高倉の宮という尊い方がかつて休息をとられたと伝わる山があり、村ではこれを高倉の山と呼んで特別に扱ってきた。この山にある畑では作物を育てるために土を耕すことはあっても、人や家畜の糞尿を肥料として用いる下肥だけは決してかけてはならないとされている。尊い方が休まれた土地を穢れたもので汚さないようにという敬意が、農作業のやり方そのものにまで及んでいることを示す言い伝えである。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の俗信の項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ