たいしょうみや
大将宮
国内
場所・異界
- どんな話か
- 城跡と伝わる土地で炭を焼くと必ず小屋が燃え、周囲の山から竹を引く音が響いたという場所の話。
- 細部
- この一帯にはかつて城があったと語り継がれている。炭焼きのために土地を買い取った者がいたが、窯に火を入れるたび小屋の屋根が焼け落ちてしまった。しかもそのたび、あたりの山の方から竹をずるずると引きずるような物音が聞こえたという。結局その人は炭焼きを断念し、土地は村の共有に戻された。土地そのものが人の手を拒んでいるかのような語り口で、城の跡地という由緒と怪音とが結びついている。
- 広まり方
- 1970年刊の東洋大学民俗研究会『余呉村の民俗―滋賀県伊香郡余呉村―』の口承文芸の章に収められている。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ