たいらのまさかど
平将門
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 将門を調伏する修法の場で、護摩の炎にその姿が浮かび、壇の上に血が流れたと伝える二つの奇瑞。
- 細部
- 延暦寺の講堂で尊意が不動法を営んだ際、満願のしるしとして護摩の炎のなかに将門の像が浮かび上がったと伝える。もう一つは横川で大威徳法が修されたときの話で、修法の壇の上に血が流れ出たという。いずれも遠くの敵を呪縛する祈りが効いた証しとして語られ、僧の法力が戦の帰趨に関わったことを示す挿話になっている。二話とも調伏説話の系統に属し、目に見える異変が祈りの成果として受け止められている。
- 広まり方
- 2004年の『伝承文学研究』に載る佐々木雷太「尊意振剣の背景について」が二つの話を紹介する。
- 地域
- 滋賀県大津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ