たいまりょうし
大摩猟師
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 浄斎した飯を神に供えた猟師兄弟のうち、大摩はアダバエとなり小摩だけが猟師になれたという椎葉村の由来話。
- 細部
- 椎葉村には、大摩・小摩と呼ばれる兄弟の猟師にまつわる由来話が残っている。二人そろって七日のあいだ心身を清め、その間に炊いた飯を神前に供えたところ、兄の大摩はアダバエという別のものに姿を変えてしまい、弟の小摩ひとりが晴れて猟師の道に進むことを認められたのだという。猟師という生業がどのようにして成り立ったかを語る話として伝わっている。この記録は柳田国男の日本民俗学講義を紹介する文献に収められている。
- 広まり方
- 1991年刊『日本常民文化紀要』所収、大島正隆「柳田国男先生-日本民俗学講義-(下)」に記録が残る。
- 地域
- 宮崎県椎葉村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ