すみよし
住吉
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 堂島の相場問屋が住吉参りの帰りに占い師に過去を的中され、その言葉どおり相場をしたところ数百金を失ってしまったという話。
- 細部
- 大阪市の堂島にいた、相場を扱う問屋の人物にまつわる話である。この人物は毎月欠かさず住吉参りをしていたが、ある月の帰り道、一人の筮者に見てもらったところ、自分のこれまでの経歴をすべて言い当てられてしまった。さらにその筮者は、今月のうちに数千金もの損失を出すことになるだろうと予言した。この人物は、住吉への信心のおかげでこれほどの占い師に出会えたのだと喜び、続けて相場について尋ねたという。ところが翌日、筮者の言葉どおりに相場に手を出したところ、たちまち数百金を失う結果になってしまったのだという。
- 広まり方
- 1979年刊行の『続日本随筆大成』に収められた広瀬旭荘「九桂草堂随筆」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ