すみやのかざあな
炭屋の風穴
国内
場所・異界
- どんな話か
- 日影の炭屋という家の風穴に頼むと金品や膳を貸してくれたが、返さぬ者がいたため貸し出しがやんだという伝説。
- 細部
- 新潟県佐渡市の日影という土地には、炭屋と呼ばれる家に風穴と呼ばれる穴があったという。この風穴に何かを貸してほしいと頼み込むと、お金や膳、着物といった品を用立ててくれる不思議な力があったと伝えられている。ちょうど椀貸し伝説と同じしくみで、必要な品を借りては返す暮らしが長く続いていたが、あるとき借りたものを返さない欲張りな者が現れたことをきっかけに、風穴はぱったりと何も貸してくれなくなってしまったのだという。
- 広まり方
- 『伝承文芸』2001年収録、國學院大學民俗文学研究会の畑野町昔話集による。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ