すみがやけないさわ
炭が焼けない沢
国内
場所・異界
- どんな話か
- 冗談で教えた念仏の炭出し作法を坊様が実行し、以後炭が焼けなくなった沢の話。
- 細部
- 仙北市角館町のある沢で炭を焼いていた爺さんのもとへ、一人の坊様がやってきて「炭はどのようにして取り出すものか」と尋ねてきたという。爺さんは深く考えずに「念仏を唱えながら取り出すのだ」と冗談交じりに答えたところ、坊様は本当にそのとおりに念仏を唱えながら炭を取り出してしまった。それ以来、その沢では二度と炭を焼くことができなくなってしまったのだと伝えられている。
- 広まり方
- 『常民』1965年、中央大学民俗研究会「秋田県仙北郡角館町 雲然 八割地区 調査報告書」に記録されている。
- 地域
- 秋田県仙北市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ