すくせのとが
すくせのとが
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 碓氷峠で18歳のとき男性から女性に変わったという人物に出会ったという逸話が伝わる。
- 細部
- やしまの与三右衛門という人物が碓氷峠を登っていたとき、見知らぬ女性から不意に自分の名を呼びかけられた。よくよく顔を見てみると、以前どこかで見かけたことのある男性の面影が重なった。不思議に思って話を聞いてみると、その女性は18歳のころに股の付け根が痛み出し、次第に体つきが変わって女性になったのだという。語り手はこれについて、鶏の雌雄が入れ替わることも世間ではままあることだから、あながち怪しむべきことでもないと結んでいる。
- 広まり方
- 続日本随筆大成(1980年)所収、岡村良通「寓意草」に記録がある。
- 地域
- 群馬県安中市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ