すじがみさん
筋神さん
国内
場所・異界
- どんな話か
- 落城のさなかに自害した菊姫らを祀り、筋の病に霊験があるとして神酒を供えて願をかけた。
- 細部
- 祀られているのは石川備中守の側室で幼名を菊姫といった女性と、その子の虎武丸ほか三名である。四国征伐のとき、援軍を頼んで旅に出た姫は道中で筋の病を得た。助けを得られないまま城は落ち、逃がしたはずの我が子も殺されたと知って、姫は自ら命を絶ったという。のちに筋の病を治す神として祀られた。姫が生前に冷やのままの酒を好んだことから、願をかける者はオリカケダルという容器をこしらえ、神酒を入れて供えるのが習わしとされた。
- 広まり方
- 1961年刊の『あゆみ―西條市加茂の民俗―』所収、森正史監修の集落と村制の章(俗信仰と伝説)に記録がある。
- 地域
- 愛媛県西条市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ