すいみゃく
水脈
国内
場所・異界
- どんな話か
- 若狭の鵜の瀬と京都知恩院の神域の石が地下水脈でつながっているとされ、お水取りの日に若狭側の水が涸れるという。
- 細部
- 遠敷大明神を祀る社が鵜の瀬と呼ばれる場所にあり、そのそばを流れる川の水は、京都知恩院にある八幡宮前の神域の石の下から静かに湧き出したものだと言われている。奈良で毎年2月に行われるお水取りの行事の日になると、若狭側のこの水が涸れてしまうという言い伝えがあり、これは若狭と大和の地とが地中深くの水脈でひとつにつながっているためだと説明されている。遠く離れた土地同士が見えない水の道でひとつにつながっているという発想が、この伝承の核となっている。
- 広まり方
- 『続日本随筆大成別巻』1983年収録、玉田永教「年中故事」に記録がある。
- 地域
- 福井県小浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ