すがわらのみちざね
菅原道真
国内
場所・異界
- どんな話か
- 太宰府で亡くなった菅原道真の遺骸を運ぶ車が、四堂の近くで突然動かなくなり、その場所が墓所に定められたと伝わる。
- 細部
- 京を追われて失意のうちに太宰府で没した道真の遺骸を、供の者たちは四堂と呼ばれる一帯まで運んで葬ろうとした。ところが柩を積んだ車が道半ばで急に動かなくなり、どれほど力を加えても前へ進まなかったという。これは道真自身がその場所を離れたくないという意志の表れだと受け止められ、人々は車が止まった地点をそのまま墓所に定めた。
- 広まり方
- 1973年刊行の『日本随筆大成第二期』に収められた山崎美成の『提醒紀談』に記録がある。
- 地域
- 福岡県太宰府市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ