すがわらみちざね
菅原道真
国内
場所・異界
- どんな話か
- 筑紫へ流された道真は昇天できずにいたが、ある老人との出会いをきっかけに岩から飛び、雷となって政敵を打ち殺したと伝わる。
- 細部
- 罪もないのに都から追われて筑紫の地に留め置かれた道真は、政敵の時平への恨みを晴らそうと神通力を得ようとしたが、なかなか天へ昇ることがかなわなかった。途方に暮れていたところ、斧を研いで縫い針を作ろうとしている一人の老人と出くわし、これほどの根気があるのだから自分にも昇天は不可能ではないと思い直したという。高い岩場から身を投げ出すようにして飛び立った道真はついに天へと駆け上がり、雷神と化して時平をひとづかみにして絶命させた。件の老人の正体は神であったと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』に掲載された、栗山一夫「峡の里の話」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県加東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ