すがわいけ
須川池
国内
場所・異界
- どんな話か
- 盗み出した釣鐘が池のほとりで、国分寺が恋しいと鳴りだしたと伝えられる池。
- 細部
- 国分寺から釣鐘を担ぎ出した者が、須川池のほとりまで来て荷を下ろし休んでいた。すると鐘がにわかに鳴りはじめ、国分寺が恋しいと訴えるように響いたという。鐘の音そのものが元の場所への帰属を主張する形になっており、盗人の企ては音によって露見する。寺の什物が自ら意思を示すという語りは各地に見られるが、ここでは池の名と結び付いて土地の言い伝えとして残っている。
- 広まり方
- 1913年の『郷土研究』に載る高橋生「須川池」に記録がある。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ