そうせいがったい
双生合体
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 文政10年の夏、尾張の百姓の妻が頭が2つで手足が4本ずつある男児を出産し、双子が一体化したものとして不吉視されたという記録。
- 細部
- 文政十年の夏のこと、尾張国で暮らしていた百姓の銀之右衛門の妻きをが、子を出産した。生まれてきた男の子は、頭がふたつ、手足もそれぞれ四本ずつあるという珍しい姿をしていたという。これを見た人々は、母の胎内で双子がひとつの体に合わさってしまったのだろうと考えた。当時の世間では、このような出産はめったに例のないことであり、普通ではない不吉な出来事として受け止められた。そのため珍しい出来事として、当時の随筆にも書き留められている。
- 広まり方
- 1973年刊の『日本随筆大成』第二期に収められた滝沢馬琴「兎園小説」に記録が残る。
- 地域
- 愛知県一宮市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ