そうのつえ
僧の杖
国内
人型の怪異
- どんな話か
- いざりの参拝者が僧に杖を借りて立ち上がり、そのまま出家して僧侶になったという大正期の言い伝えである。
- 細部
- 大正2年頃のこととして伝わる話である。歩くことがままならず、いざり車に乗って参拝に訪れた人物がいた。そこに居合わせた僧が自分の杖を貸してやったところ、その人物は立ち上がることができたという。感激したこの人物は、それまで頼っていたいざり車をその場に置いたまま帰り、その後は紫の衣をまとって自らも僧侶になったと語り継がれている。
- 広まり方
- 1972年の民俗採訪「岐阜県揖斐郡谷汲村」(國學院大學民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 岐阜県揖斐川町
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ