そうでんとなったみずうみ
桑田となった湖
国内
場所・異界
- どんな話か
- 比良山にある尾崎湖は、水が七度も移り変わって桑畑になったと随筆に書き留められている。
- 細部
- 江州の比良山にあるという尾崎湖をめぐる話である。この湖の水は七度にわたって姿を変え、ついには桑を植える畑になってしまったと伝えられる。水をたたえていた場所が耕地へ転じるという語り口は、世の移り変わりの激しさをいう言い回しとも重なっており、土地の記憶としても、また文人が書き留める奇談としても受け継がれてきた。湖と畑という対照的な景観が同じ場所に重ねられている点が印象に残る。
- 広まり方
- 百井塘雨の『笈埃随筆』にあり、1974年刊の『日本随筆大成』第二期に収められている。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ