とおかまちのへびにばけたかいそう
十日町の蛇に化けた怪僧
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 怪力の僧・龍玄が戦で追い詰められて蛇と化し、以後は災いを防ぐ存在として敬われたという伝承。
- 細部
- 龍玄という僧は並外れた怪力の持ち主で、戦国の世にあってはみずから戦にも加わるほどであったという。ある戦のさなかに追い詰められた龍玄は、蛇の姿へと身を変えて池の中へと身を隠し、そのまま人としての姿には戻らなかったと伝わる。姿を変えたのちも龍玄は、地域に降りかかろうとする凶事をあらかじめ防ぐ存在として振る舞ったとされ、僧から蛇へと変じたこの逸話は、地元の人々から長く尊敬を集める由来になったという。
- 広まり方
- 1928年刊『旅と伝説』所収、佐藤まがね「龍の伝説」に記録されている。
- 地域
- 新潟県十日町市
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ