そこなしだのたたり
底なし田の祟り
国内
場所・異界
- どんな話か
- かつて寺の免田だった底知れず深い田を耕作した家が、家庭不和や長患いに見舞われ、夫婦とも若くして世を去ったと伝わる。
- 細部
- 記録では元東光寺の免田とされるこの田は、底知れず深く、恐れて誰も耕さなかった。ある家がやむなく作ると、夫婦仲がこじれ、妻は病気がちで一年を通じて十分に働けなくなった。それでも妻は一人で寂しく農業を続けた末、夫婦とも若くして亡くなったと語られる。底なし田を耕作した家が家庭不和や長患いに見舞われた祟りの話である。内田清司が『茨城の民俗』1985年の「稲敷の病人田(忌地)伝説」に記録した。
- 広まり方
- 1985年にまとめられた稲敷の忌地伝説の調査報告に、他の病人田の話とあわせて収録されている。
- 地域
- 茨城県稲敷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ