しゅてんどうじ
酒呑童子
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 源頼光に討たれた酒呑童子の首級をめぐる伝承で、埋葬地や梟首の跡が福知山市内各所に語られている。
- 細部
- 酒呑童子は幼い頃から酒を好み、魔術を使って人の財を奪うことを常としていたという。成長した後、源頼光を総大将とする一党に攻められ、ついに討ち取られてしまった。頼光には四天王と称された家臣たちが付き従っていたといい、碓井貞光や卜部季武、渡辺綱に坂田金時、藤原保昌がその面々である。討たれた首は四条河原でさらし首にされたのち、山城と丹波の境にある老の坂へ埋められ、配下のうち位の高い鬼の首は下野条の地に葬られたと伝わる。童子ケ森という場所は、飛んできた首を埋めた跡だとも語られている。出陣に先立って頼光がシシンデン田楽を奉納し戦勝を祈願したという話も、上野の地に残されている。
- 広まり方
- 近畿民俗1969年掲載の宮本正章「大江山伝説」成立考、日本民俗学1980年掲載の西尾正仁「大江山伝説と御勝八幡」、伝承文学研究2004年掲載の小林健二「鬼退治の後裔―鞭家伝来資料をめぐって―」に記録がある。
- 地域
- 京都府福知山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ