しゅてんどうじ
酒呑童子
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 京の若者や姫君を次々にさらって食べていたとされる鬼の頭領。源頼光と配下の四天王によって討たれたという伝説で知られる。
- 細部
- 一条天皇の時代(正暦元年990年、あるいは長徳元年995年ごろとされる)、大酒飲みだったことから「酒呑童子」と呼ばれた鬼が、丹波国大江山の岩屋を根城に茨木童子ら多くの鬼を従えていたとされる。源頼光は頼光四天王とともに山伏に変装して大江山に入り、「神便鬼毒酒」という毒酒を酒盛りの最中に飲ませて寝込んだところを討ち取った。討ち取った首級は京都・宇治の平等院にある宝蔵に納められたと伝わる。
- 広まり方
- 京の都を脅かす鬼の頭目とそれを討つ英雄という構図は、日本における「鬼退治譚」の代表格とされる。大江山という特定の山に「鬼が棲む」というイメージを定着させたことで、現代でも山中の異形の存在にまつわる怪談・都市伝説の下敷きの一つとなっている。
- 地域
- 京都府・丹波国大江山
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ