ししみさき
シシミサキ
国内
場所・異界
- どんな話か
- 裏切りによって殺された従者が山の神となり、猪を出して仇の家に報いたという場所。
- 細部
- 僧都にシシミサキと呼ばれる地がある。比叡山が焼き討ちに遭った折、上岡道近に従っていた者がホバシロ山へ身を潜めた。ところが土地の者が追っ手を導き、その指図で従者の飼っていた犬を連れて猪狩りを装ったところ、子の泣き声で居場所が知れ、隠れていた者は捕らえられて殺されてしまう。以後、殺された従者は山の神の姿となり、追っ手を差配した者の家へ猪を出して害をなしたという。その地点がシシミサキと呼ばれている。
- 広まり方
- 1957年の『民俗』所収、和田正洲「ミサキ」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ