みなみたねちょうのねこにさまたげられたししゃ
南種子町の猫に妨げられた死者
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 通夜の夜、居眠りの隙に猫が遺体を飛び越えたため、死者があの世へ行けず咳払いの声を上げたという言い伝え。
- 細部
- 南種子町には、猫が死者の上を飛び越えたり触れたりすると、その死者はあの世にたどり着けなくなるという言い伝えがある。ある通夜の晩、参列者が皆うとうとと居眠りをしている間に猫が座敷に入り込み、遺体を飛び越えてしまった。すると夜中に、死者が咳払いをするようなウォーという声が響いたという。長老はまるで生きている人に対するように、こちらの不注意で申し訳なかったと死者に詫びていたと伝わる。
- 広まり方
- 1985年の『南島民俗』に掲載された石堂次美「南種子民俗雑話」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県南種子町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ