しろうじま
白うじま
国内
場所・異界
- どんな話か
- 霧の深い晩に鵜島の一角へ焚き火めいた明かりが灯り、近づくと消えたと語られる。
- 細部
- 報告のなされた時点からおよそ二十年ほど前まで、鵜島に属するスズキ島では奇妙な光が目撃されていたという。空気が湿って霧が立ちこめ、見通しの利かない晩に限って現れ、離れた場所からは炎を焚いているようにぼんやりと滲んで見えた。ところが確かめようと距離を詰めていくと、光はいつの間にか失せてしまい、火の跡も何も残らない。遠くからしか見えないという性質が、海辺の怪火の話として島の人々に語り継がれた。
- 広まり方
- 1970年の『藤沢民俗文化』所収、間宮美智子「江の島民俗調査報告」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県藤沢市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ