しぬまえのひ
死ぬ前の日
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 沼田市では、足のひび割れで眠れぬ夜に下駄の音や雨戸を叩く音が続き、翌朝本家の死が知らされたという話が伝わる。
- 細部
- 沼田市に伝わる話。ある晩、足のひび割れが痛んで寝つけずにいた人が、夜中ごろになってようやくうとうとしかけていると、高下駄を鳴らす足音が家に近づいてきて、戸を開けるような音が続けて聞こえた。驚いて確かめに行ってみると、戸はしっかり閉まったままで、誰もいない。今度は雨戸を叩く音と、何かが倒れるような音までしたが、やはり外には変わった様子はなかったという。そして次の朝、本家に住むおじいさんが心臓まひを起こしたという知らせが届いたのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1966年の『上毛民俗』掲載、上野勇「利根の妖恠・幽霊」に記録されている。
- 地域
- 群馬県沼田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ