しんらんしょうにん
親鸞聖人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 立ち寄った親鸞聖人が食べた串柿の種が一夜で芽吹き、三本柿と呼ばれ、地名の由来にもなったという。
- 細部
- 黒部市三日市に伝わる話。諸国を巡っていた親鸞聖人がある家に立ち寄った際、そこで串柿をもてなされて食した。聖人が残った種を三つ庭に植えたところ、一夜のうちに芽が出て育ったといい、この奇瑞にちなんでその木は三本柿と呼ばれ、周辺の地名も柿木町と名づけられるに至った。この柿の木を切り倒した者があったが、罰当たりなふるまいとして厳しく咎められたと伝わる。後の世に生えた柿の木は初代の芽生えにすぎないというが、その木や、ゆかりの徳法寺に受け継がれた柿の種にも、焼け焦げたような黒い斑点が今なお見られるという。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』に山崎善圀が記した「越中新川郡の説話」に見える。
- 地域
- 富山県黒部市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ