しんらんといしまくらのいちや
親鸞と石枕の一夜
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 吹雪の夜に宿を断られた親鸞が石を枕に眠ったところ、宿の主が霊夢を見て弟子入りしたという由来話。
- 細部
- 常陸太田市にある枕石寺の開山由来として伝わる話である。建暦二年(1212)十一月、吹雪の夜に、二人の弟子を連れた親鸞が宿を求めた。しかし、宿の主である日野佐衛門尉頼秋に断られ、外で石を枕にして眠った。その夜、頼秋は霊夢を見たため、親鸞の様子を確かめに出ると、親鸞の身には後光が差していた。これを機に頼秋は仏門に帰依し、自宅を寺へ改めたとされる。『加能民俗研究』2001年、前田佐智子「篠生寺と篠粽伝説―真宗寺開創の伝承―」に記録されている。
- 広まり方
- 寺院の開創伝承を扱った2001年の研究論文で紹介されている。
- 地域
- 茨城県常陸太田市
- 年代
- 鎌倉時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ