しのぜんちょう
死の前兆
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 誰もいないのにガラス戸の開く音や挨拶の声が聞こえ、まもなくその声の主が死んだと知らされたという。
- 細部
- 隣組の人々が集まっていた折、いきなりガラス戸の開く音がして「こんばんは」と声をかけられたが、外に出て確かめても誰の姿もなかった。ほどなくして、その声の主と思われる人が亡くなったという知らせが届いたという。また別の家では、夜中にガラス戸を持ち上げるような音がしたので出てみたが誰もおらず、翌朝になって知人の訃報が届いたと語られている。物音や声だけが先触れとして訪れる、死の前兆の話である。
- 広まり方
- 群馬県史 資料編26 民俗2(1982年)所収、池田秀夫による死の予兆の記録にある。
- 地域
- 群馬県千代田町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ