いまばりのとりとゆめまくらのしのしらせ
今治の鳥と夢枕の死の知らせ
国内
場所・異界
- どんな話か
- 船乗りの弟が亡くなった折、鳥がマストで鳴き、嫁の夢枕に本人が立ったという前触れの話。
- 細部
- 船に乗って働いていた弟が命を落としたとき、家の者はそれを知らせる出来事に立ち会っている。船のマストの上に鳥が来て鳴き、同じころ嫁の夢枕には弟自身が姿を見せたという。また、亡くなった者が現れるときには、その言葉が生前に暮らした土地の訛りになるとも語られる。死の報せが届く前に別の形で知らされるという考え方と、死者の言葉づかいに関する見方とが並べて伝えられている。
- 広まり方
- 1967年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「愛媛県越智郡関前村岡村」の聞き書きによる。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ