しんい
神異
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 菅原道真の死後、安楽寺で左大臣追贈の宣命を読むと机上に詩が浮き出て、太政大臣が重ねて贈られたという話。
- 細部
- 福岡県太宰府市の安楽寺にまつわる菅原道真の逸話である。道真が亡くなったのち、その霊を慰めるため左大臣の位を贈るという宣命の文が御廟で読み上げられた。すると、文を読み上げている机の上に、自然と詩の文句が浮かび上がって現れるという出来事が起きた。この不思議な現象を目にした人々は道真の霊験のあらわれと受け止め、さらに位を重ねて太政大臣が贈られることになったという。
- 広まり方
- 1977年刊行の『日本随筆大成第三期』に収められた新井白蛾の『牛馬問』に記録が残る。
- 地域
- 福岡県太宰府市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ