さかいのとびさるほうのうや
坂井の飛び去る奉納矢
国内
場所・異界
- どんな話か
- 坂井市三国町の大津神社にまつわる話で、外敵から国を守った神ゆえに弓矢を奉納する風習があり、荒天の日に矢が飛び去るという。
- 細部
- 三国町の安島津沖、海の中にまつられている大津神社の祭神は、かつて外国からの侵攻を退けて国を守ったとされることから弓矢神とも呼ばれ、地域を挙げて弓矢を奉納するのだという。空が曇って氷雨の降るような日には、今でも神軍と呼ばれる現象が起きるといわれ、社に納められた矢という矢がすべて宙へ飛び去ってしまい、一本も残らなくなるのだと語られている。
- 広まり方
- 『続日本随筆大成』別巻に1983年収録された玉田永教「年中故事」に記録がある。
- 地域
- 福井県坂井市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ