しんでん
神田
国内
場所・異界
- どんな話か
- 清武町にある三日月形の田は普段は乾いているのに耕作を始めると水が湧き出るといい、初穂を炎尾神社へ納める神聖な田とされる。
- 細部
- 清武町には神田と呼ばれる特別な田がある。形は三日月をかたどっており、ふだんは乾いた状態を保っているが、いざ持ち主が鍬を入れて耕そうとすると、どこからともなく水があふれて満ちてくるという不思議な田である。神様の所有する田だと考えられており、これまで日照りで水が涸れたことも肥料を与えたこともないと伝わる。収穫された最初の稲穂は毎年、炎尾神社へ奉納される習わしになっている。
- 広まり方
- 1992年刊行の『宮崎県史 資料編 民俗1』第一章の稲作儀礼、田の伝承の項に、小野重朗の調査記録として収められている。
- 地域
- 宮崎県宮崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ