しもやまだいみょうじん
下山大明神
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 作州の武士の祟り、また塚に憑いた霊狐がもとで祀られたとも伝わる、大山の下山大明神の由来譚。
- 細部
- 作州にいた下山源五郎という武士が、鈴木某なる者との争いに敗れて命を落とし、その祟りを鎮めるために神として祀られたのが、大山にまつわる下山大明神だと伝わる。この由来にちなんで、鈴木の姓を持つ者が山に登ると災いに遭うといわれ、今も忌まれている。別伝では、元徳2年に大山への参詣中に命を落とした武士の塚があり、その塚に霊狐が棲みついてさまざまな不思議を示すようになったため、これを神として祀ったのが下山大明神の始まりだとも語られる。同じ社をめぐって、争いに敗れた武士の祟りを鎮める話と、塚に宿った狐の霊異を鎮める話という二通りの由来が伝わっている。
- 広まり方
- 1951年の『伯耆文化』所収、倉光清六「下山源五郎について」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県大山町
- 年代
- 鎌倉時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ