いぬかいしみず
犬飼清水
国内
場所・異界
- どんな話か
- 塩尻峠の手前に湧く清水で、殿様の飼い犬の腹痛を治したことが名の由来とされる。
- 細部
- 塩尻峠に差しかかるあたりに湧いている清水にまつわる話である。殿様がこの道を通ったとき、連れていた飼い犬が腹をこわして苦しんだ。その犬にこの清水を飲ませたところ、たちまち具合がよくなったという。以来この湧き水は犬飼清水と呼ばれるようになった。峠越えの途中にある水場という実用的な目印に、貴人と犬という覚えやすい登場人物を配して由来を説明する形になっている。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承の章、清水の伝説の項に記録がある。
- 地域
- 長野県塩尻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ