しちにんみさき
七人みさき
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 川で得体の知れない熱病にかかると七人みさきが憑いたとされ、田植え中に震えが出る症状も同じ類とみなされた。
- 細部
- 豊岡市では、川のそばで原因のわからない熱病にかかることを、七人みさきという存在に憑かれたためだと説明してきた。同じように、田植えの作業中に急に体が震えだす症状についても、これと同じ系統の出来事として扱われていたという。こうした不調は神様のユキアタリと呼ばれることもあり、複数の呼び方が並び立っていたことがわかる。病の原因を目に見えない存在のしわざとして受け止め、名付けることで理解しようとした古い考え方の一端がうかがえる。
- 広まり方
- 1943年の『旅と伝説』所収、桂井和雄「七人みさきに就て(二)」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県豊岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ