さいじょうのうちじにしちにんをまつるしちにんみさき
西条の討死七人を祀る七人ミサキ
国内
場所・異界
- どんな話か
- 非業の死者の霊を指す呼び名で、木曳野の小祠は討ち死にした主従七人を祀ると伝える。
- 細部
- 天寿を全うできずに命を落とした者の霊をまとめて祀ったものが七人ミサキで、西条木曳野に立つ小祠はオタチキサンとも呼ばれる。伝えによれば、戦国の頃に石川源太夫と六人の従者が討たれた。以後、夜の道で馬上の七人が声を潜めて語らいながら過ぎてゆくのに行き合う者が相次いだため、村ではその霊を鎮める祠を設けた。二つの呼び名が同じ小祠を指しており、集団の死者が群れとして現れるという御霊信仰の形が保たれている。
- 広まり方
- 1983年の『愛媛県史』第五章第三節、佐々木正興による御霊信仰の項と、1990年の『伊予の民俗』所収の同氏「伊予の妖怪変化」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県西条市
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ