しちにんみさき
七人みさき
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 常に7人一組で水辺などに現れ、一人を祟り殺すたびに成仏した一人と入れ替わって人数を保ち続けるという、土佐地方に伝わる集団亡霊。
- 細部
- 七人みさきは常に7人組で現れ、出会った人間に高熱を出させて死に至らしめるとされる集団の亡霊で、誰かを祟ると仲間の一人が成仏し、代わりに新しい死者が加わるため常に7人であり続けるという独特の言い伝えを持つ。土佐で最も知られる由来譚は、戦国大名・長宗我部元親の後継問題に反対して1588年に切腹させられた家臣・吉良親実と、殉死した7人の家臣にまつわるもので、彼らの怨霊を鎮めるために吉良神社が建てられ、現在も祀られている。
- 広まり方
- 高知県内の吉良神社の由緒などを通じて土佐地方に口承で伝わり、西日本各地に分布する同種の怨霊伝承の中でも代表例として紹介されている。
- 地域
- 高知県(旧土佐国)
- 年代
- 安土桃山時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ