がりゅういんのしちき
臥竜院の七奇
国内
場所・異界
- どんな話か
- 戸隠山ふもとの臥竜院に伝わる七不思議で、乾かぬ水や一晩で空になる穴などが数えられた。
- 細部
- 戸隠山のあたりにある臥竜院には、七つの奇異が語り伝えられている。屋根の西北から垂れる水はいつまでも乾かない。庭にあいた穴はごみを投げ込んでも一晩のうちに空になる。屋根に巴瓦を据えると一夜で摩り減ってしまう。寺の中の穴からは風が吹き出す。人の声に応える石がある。大きいのに子どもの力でも動く石がある。池には片目の魚がいる。いずれも寺という場に集められた異常の目録で、随筆に書き留められることで広く知られた。
- 広まり方
- 1976年刊『日本随筆大成第三期』に収める佐藤成裕『中陵漫録』に記されている。
- 地域
- 長野県長野市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ