しちべえ
七兵衛
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 洪水で家ごと流されて死んだ男の祟りを鎮めるため、村人が墓を築いて祀るようになった。
- 細部
- ドゾの谷に住んでいた七兵衛は、洪水に襲われて家もろとも押し流され、命を落とした。その後、集落では作物が実らない年が続き、病が流行するようになる。人々はこれを七兵衛の祟りだと考え、墓を建てて祀ることにした。不慮の死を遂げた個人が集落全体の不作と疫病の原因に据えられ、祭祀によって鎮められる、という御霊信仰の典型的な筋道をたどっている。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、佐々木正興「伊予の妖怪変化」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ