しあさんじんじゃのかみさま
四阿山神社の神様
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 神川町下阿久原の四阿山神社に伝わる話。白い神馬にまたがって神様が出征したところ、馬が稲株につまずいて落馬してしまい、それ以来この土地では米を作らない習わしになったという。
- 細部
- 埼玉県神川町の下阿久原には、四阿山神社の神様にまつわる言い伝えが残っている。あるとき、この神様が白い神馬にまたがり出征しようとしたところ、乗っていた神馬が田に残る稲の株につまずいてしまい、その拍子に神様は馬から落ちてしまったという。稲株につまずいたことが落馬の原因になったことから、下阿久原の人々はこれを深く心に留め、以来この土地では米を作ることをしないという習わしが守られてきたと伝えられている。神様の失敗にまつわる出来事が、土地の農事のあり方そのものを長きにわたって規定してきた例として語り継がれている。
- 広まり方
- 新編埼玉県史 別編2(民俗2)(1986年)第八章第二節、茂木貞純・岡本一雄ほかの記録による。
- 地域
- 埼玉県神川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ