しゃくやく
芍薬
国内
場所・異界
- どんな話か
- 縁談を断られた姫が魂である鏡を埋めた場所に、のちに芍薬が咲くようになったという。
- 細部
- 見合いの相手を待っていた姫のもとへ、身の危険を感じたという理由で断りの知らせが届いた。深く悲しんだ姫は、いつかは二人が結ばれるだろうと言い残し、自らの魂だという鏡を土に埋めて去った。その後、埋めた場所のあたりには芍薬の花が咲くようになったと語られる。花の由来を悲恋に結び付けて説明する型で、鏡を魂の依り代とみなす見方が表れている。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』所収、原董「下条村の伝説」に記録がある。
- 地域
- 長野県下條村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ