いいでのせんにんづかをほったたたり
飯豊の千人塚を掘った祟り
国内
場所・異界
- どんな話か
- 天保年間の戦死者を祀る千人塚を掘った者が睾丸炎になり、骨を一つ取った祟りだと語られた。
- 細部
- 千人塚は、天保年間に九年にわたって続いたという戦の戦死者たちを供養するために築かれた塚と伝えられている。ある時この塚を掘り起こした者たちがいたところ、そのうちの一人が睾丸炎を患ってしまったという。これは塚から睾丸の骨を一つ取ってしまったことへの祟りであると語られている。戦死者を祀る塚を暴いたことへの報いを説く話である。
- 広まり方
- 1955年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「山形県南置賜郡中津川村」に記録がある。
- 地域
- 山形県飯豊町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ