せんにん
仙人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 舟原より上手は仙鏡と呼ばれ、そこは仙人の住まう領域だと語られてきた土地の言い伝え。
- 細部
- 仙鏡という地名のある一帯には、かつてフウマ一族がいたと語られる。また、舟原より奥へ入った地域はすべて仙鏡であり、そこは人里ではなく仙人の住む場所なのだという言い方も伝わる。地名そのものが由来を語る手がかりになっている型の話で、山深い土地を人の暮らす範囲の外側として位置づける感覚と結びついている。誰が仙人を見たという具体的な体験談は伴わず、境の向こうを説明する言葉として受け継がれてきた。
- 広まり方
- 1996年の『常民文化研究』に載る石崎敬子「小田原市周辺の口承文芸」に採録されている。
- 地域
- 神奈川県小田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ