せんにん
仙人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 定頼が法華経を読んでいると影が現れ高欄に立ち異香が漂い、金峰山へ飛ぶ途中で声を聞いた仙人楊勝と名乗ったという。
- 細部
- 定頼が宮中から退出する際、御殿の中には入らずにその場で法華経を読み上げていたことがあった。すると、どこからともなく影のようなものが現れて高欄の上に立ち、あたりには言いようのない良い香りが漂い始めたという。定頼が誰であるかと問いかけると、その者は仙人の楊勝であると名乗った。天台の峰から金峰山へと飛んでいく途中、定頼の読経の声を耳にしたので、立ち寄ってみたのだと答えたと伝えられている。
- 広まり方
- 1976年刊『日本随筆大成第一期』に収められた伴蒿蹊「閑田次筆」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ