せみまるのれい
蝉丸の霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 関を守る明神は蝉丸の霊であるとされ、関のある所には必ず鎮めの神が祀られると説かれる。
- 細部
- 江州の関に祀られている明神は、蝉丸の霊であると言われてきた。おおよそ関門の設けられた場所には、そこを鎮めるための神が必ず祀られ、関の明神と呼ばれる。人の出入りを検める境目には、通行を左右する力が働くと考えられていたことになる。特定の人物の霊が、そうした境を守る神の役どころと結び付けられ、同じ名で呼ばれている点に、この記述の眼目がある。
- 広まり方
- 1977年刊『日本随筆大成第三期』所収、天野信景の『塩尻』に記録がある。
- 地域
- 滋賀県大津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ