からつのひでよしにしかられたせみ
唐津の秀吉に叱られた蝉
国内
場所・異界
- どんな話か
- 豊臣秀吉が朝鮮出兵の際の茶会で蝉の声を叱ったため、以来この地の蝉は鳴かなくなったと伝わる。
- 細部
- 唐津の地に伝わる話として、豊臣秀吉が朝鮮への出兵にあたってこの地に立ち寄り、茶会を催した際のことである。折悪しく蝉がやかましく鳴き立てたため、秀吉はひどく苛立って声を荒げ、これを叱りつけたのだという。すると不思議なことに、その一件を境にして蝉の声がぴたりと止み、現在に至るまでこの場所では蝉が鳴かないのだと語り継がれている。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』所収、坪谷水哉「伝説ところどころ」に記録されている。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 安土桃山時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ