せきもりさん
セキモリさん
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 畑に埋まっていた骨を易者の勧めで掘り出し供養したのが始まりで、口留番所の関守の骨だろうと語られるセキモリさん。
- 細部
- 笛吹市の旧芦川村上芦川部落の東端にある大きな辻に、セキモリさんと呼ばれる屋敷神が祀られている。この神を祀るようになった由来は、およそ五十年ほど前にさかのぼる。体の具合が悪くなった人があり、易者に見てもらったところ、近くの畑に人骨が埋められたままになっており、掘り出して手厚く弔うようにとの託宣を受けたという。実際に骨を掘り出して近隣四軒が共同で屋敷神として祀るようになったのだという。誰の骨であるかをめぐって村人たちの間で議論が交わされた結果、かつてこの土地にあった口留番所を守っていた関守の骨ではないかということに落ち着いたと伝えられている。
- 広まり方
- 1993年刊『甲斐路』掲載、影山正美「甲州山村における民俗的世界観―東八代郡芦川村のヤマ領域をめぐる考察を中心に―」に記録がある。
- 地域
- 山梨県笛吹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ