せいしのせとぎわ
生死のせと際
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 大病で生死の境をさまよっていた人が、裸で寺へ行こうとする夢を見て、目覚めると命を取り留めていたという新発田の話。
- 細部
- 新発田市に伝わるこの話は、大病を患い生死の境をさまよっていたある人物が見た夢にまつわるものである。夢の中でその人は裸のまま寺へ向かおうとしており、その姿をとがめられて初めて自分が裸であることに気づく。ふと見ると寺の姿はなく、代わりに裏手へ続く道があったので、その道を通っていくと、そのまま現実の世界で息を吹き返したのだという。生死の境をさまよう際に見る夢や幻を、あの世とこの世の境界として語る話のひとつである。
- 広まり方
- 1949年の『高志路』掲載、森谷周野「赤谷村の怪」に記録されている。
- 地域
- 新潟県新発田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ