さるさわいけのうねめでんせつ
猿沢池の采女伝説
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 帝の寵愛を失ったことを嘆いた采女が猿沢池に身を投げ、その霊を慰める社が一夜のうちに池に背を向けて建ったという伝説。
- 細部
- 奈良時代、帝に仕えていた美しい女官(采女)が、帝の愛情が薄れてしまったことを嘆き、猿沢池に身を投げて命を絶ったと伝えられる。その霊を慰めるために建てられた采女神社は、入水した池を見るのは忍びないという理由から、一夜のうちに社殿が池に背を向ける形に変わったのだという言い伝えが残る。池のほとりには采女が衣を掛けたとされる柳の跡も伝えられている。現在は中秋の名月の日に霊を鎮める采女祭が行われ、悲恋の伝説から転じて縁結びの神社としても信仰を集めている。
- 広まり方
- 奈良時代からの古い言い伝えとして地域に伝わり、采女神社の由緒や奈良観光の紹介を通じて今も語り継がれている。
- 地域
- 奈良県奈良市(猿沢池)
- 年代
- 奈良時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ